Bordeaux 〜 ボルドー 〜
1995
Chateau Margaux(シャトー・マルゴー)
Margaux (マルゴー)
140,000円 (税別)
フランス・ボルドー地方メドック格付け1級シャトー。「ワインの女王」にたとえられるボルドーワインの中でも、シャトー・マルゴーの味わいは、力強さの中にもエレガントさを備え、「ボルドーの女王」と呼ぶに相応しいワインです。色は光を通さないほど濃いルビー色で、ノーズのアロマは甘草や甘いスモーキーな新樽と混ざり合った、ジャムにしたような黒系果実や甘草、ミネラルを思わせる香りがします。並はずれた豊かさ、すばらしいつりあい、フィニッシュにはずっしりとしたタンニンが感じられる素晴らしい味わいや香りが複雑で、しっかりとしたフルボディさを感じます。その強さの中に秘められたエレガントこそフランス的な「女性的」という形容詞がぴったりなワインです。
2017
Chateau Haut-Brion (シャトー オー ブリオン)
GRAVE(グラーヴ)
110,000円 (税別)
グラーヴ地区ペサック郊外にあるこのシャトーは、五大シャトーの中で最も歴史が古く、グラーブの中でも模範的と言われるほどの美しいシャトーを持っています。世界で最もエレガントで、香り高いワインを造るといわれ、そのワインは、早いうちから開くにもかかわらず、五大シャトーのどのワインよりも飲み頃の期間が長いとされています。深みのあるガーネット・パープル色で、ブラックラズベリー、キルシュ、ダークチョコレート、スターアニス、砂糖漬けのスミレに加え、温かいレッド・ブラックカラント、鉛筆の芯のニュアンスを含む香りを持ちます。ミディアムからフルボディで、赤と黒の果実の層が広がり、しっかりと熟したきめ細かいタンニンと素晴らしいフレッシュさに支えられています。
2014
CH.LEOVILLE POYFERRE (シャトー・レオヴィル・ポワフェレ)
SAINT-JULIEN (サンジュリアン)
40,000円 (税別)
メドック格付け第二級「レオヴィル3兄弟」のうちの1つ。収穫は全て手摘みで行われます。小箱に分けて入れることで極力ブドウが傷まないように配慮し手作業にて選果、さらに光センサー式選果機を用いて健全で完熟したブドウを選びます。醸造はバリック樽でマロラクティック発酵が行われ、新樽比率80%のフレンチオークで18~20ヵ月間熟成しボトリングします。レオヴィル・ポワフェレは、ポイヤックに近いスパイシーな広がりのあるブーケ、そして長熟性が特徴です。2014年は温暖な時期に最高の熟成状態で収穫を迎える事ができたため、カシスクリームやダークチェリー、プラムやリコリスのトーンがあり濃厚でスパイシーなニュアンスがあり、パワフルな飲みごたえがあります。
2020
Chateau BEYCHEVELLE (シャトーベイシュヴェル)
SAINT-JULIEN (サンジュリアン)
30,000円 (税別)
メドック格付け第四級ながら、「格付け二級に匹敵する」と評され、素晴らしい品質を誇るベイシュヴェル。有機的な栽培方法にこだわり、環境にも身体にも優しいワイン造りを行っています。カベルネ・ソーヴィニヨン主体ながら、メルロの比率を高く設定することにより、早くから飲める親しみやすいスタイルが特徴で、サン・ジュリアンの特徴である複雑さとフィネスを見事に表現した、引き締まったボディが魅力です。
2017
Chateau Leoville Barton (シャトー レオヴィル バルトン)
SAINT JULIEN(サン ジュリアン)
24,000円 (税別)
サンジュリアン村には、3つの“レオヴィル”と名のつくシャトーがあります。レオヴィル・ポワフェレとレオヴィル・ラス・カーズ、そしてこのレオヴィル・バルトン、全てメドック格付け2級です。もともとは一つだった畑が分家して出来たもので、レオヴィルの下の名前には分家当時の所有者の名前がそのまま残っています。その中でもロバート・パーカー氏に「サン・ジュリアンの最高級ワインの中でも、最上のお値打ち品となっている。」と言わせたワインです。 ワインは香り高いアロマと重過ぎずまとまりの良い味わいというサン・ジュリアンの美点をしっかりと備えたスタイルで、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、筋肉質でクラシックな仕上がりが特徴です。濃密な果実味と上品な余韻が心地良い、ボルドーワイン好きの方へはもちろん、特別な日にオススメの1本です。パーカーポイント95点のフルボディのワインです。
2019
Chateau GINKGO Domaines Yurigusa (シャトー ジンコ ドメーヌ ユリグサ)
Cotes de Bordeaux (コート ド ボルドー)
26,000円 (税別)
百合草梨紗(ゆりぐさ りさ)さんはフランス人の夫と二人でシャトーを立ち上げ、日本人の女性ボルドーワイン醸造家としてトップキュヴェである「シャトー・ジンコ 」のファーストヴィンテージ2016を2018年にリリースしました。百合草さんは長くワインのネゴシアン業に従事し、いつしか自分のこだわりが詰まったワインを造りたいと思うようになり、ボルドーの有名シャトーであるジスクール、ポンテ・カネ、レ・カルム・オー・ブリオンなどで栽培や醸造を学びました。「シャトー・ジンコ」はメルロー100%にこだわり、2019ヴィンテージからはオーガニック認証「AB」を取得しました。黒みの強いガーネット、ダークプラム、ブラックラズベリー、テクスチャーはなめらかで、果実をそのままかじったかのような生き生きとしたフレッシュ感があり、ストラクチャーもしっかりしていてピュアな果実のバランスがとれた味わいです。ブドウの旨味が濃縮されており、土壌由来のミネラルときれいな酸が心地良く口に広がるフルボディのワインです。
2020
Chateau Giscours(シャトー ジスクール)
Margaux(マルゴー)
20,000円 (税別)
メドックのなかでも美しいシャトーを持つことで知られている格付け3級シャトー・ジスクール。抜群のコストパフォーマンスとヴィンテージの良し悪しに関わらず高いクオリティを保ち続ける安定感が魅力です。カシスやブラックベリー、ブルーベリーなど黒系果実のアロマに加えて、リコリスやスパイスのニュアンスが溶け込みます。凝縮感ある果実味に緻密なタンニンが感じられるしっかりとした骨格。力強さがありながらも非常に優美で洗練された仕上がりです。2020年はジスクールの力強さと肉厚さをすべて備えた素晴らしい個性が表現されており、シャトー自らが「私たちが誇りに思うヴィンテージ」と評しています。
2015
L’ENCHANTEUR DE LA VRAY CROIX DE GAY(ランシャントゥール・ド・ラ・ヴレ・クロワ・ド・ゲ)
Pomerol(ポムロール)
18,000円 (税別)
2014年にシャトー・ラトゥールのオーナーフランソワ・ピノー氏が株を50%所有し、同年にラツールで2007年からテクニカルディレクターをしていたPenelope Goudefroyが技術指揮官として働き、2015年からはペトリュスの醸造長だったジョン・クロード・ベルエ氏がコンサルタントをするというすごいワイン。2017年からはフランソワ・ピノー氏が100%のオーナーになりました。ポムロールと同じ土壌が続くラインに畑がありラランド・ポムロールでは一番標高が高い位置にあるシャトーの一つ。100%メルローでフレンチオークで12~ 14ヵ月熟成。ファーストの基準に達しないものの、品質的にも申し分なく、より飲み頃が早く迎えられるロットはセカンドワイン「L’Enchanteur Vray Croix de Gay(ランシャントゥール・ヴレ・クロワ・ド・ゲ)」としてリリースします。
2012
Chateau la Croix Toulifaut(シャトー・ラ・クロワ・トリフォー)
Pomerol(ポムロール)
18,000円 (税別)
ポムロールのシャトー ラ クロワ サンジョルジュなど18のシャトーを所有する歴史あるジャヌックス家のワイン。 メルロの年とされる2012ヴィンテージで、口当たりよくチャーミングなタンニンを持ちエレガントで長い余韻が感じられます。メルロー85%、カベルネフラン15%でフランスのオーガニック認証機関AB(Agriculture Biologique)認証のオーガニックワイン。フルボディ。
2020
Chateau Lagrange(シャトー・ラグランジュ)
Saint Julien(サンジュリアン)
17、000円 (税別)
シャトー・ラグランジュは、サン・ジュリアン村にあるメドック格付け3級のシャトーです。1983年に「サントリー」が経営権を取得したことでも、その名が知られています。ブドウ(平均樹齢40年)を手摘みで収穫、ステンレスタンクで発酵、新樽60%で18~21か月熟成しています。瓶詰め前にフレンドしています。ピュアなアロマが感じられ、黒みの強いガーネット、ブラックベリー、カシスを感じ、シルキーで上質なタンニンで清涼感があります。テクスチャーは柔らかく、黒系果実が層をなして、しっかりしたストラクチャーと深みがあります。
2007
Chateau Croizet-Bages(シャトー・クロワゼ・バージュ )
pauillac(ポイヤック)
15、000円 (税別)
メドック地区ポイヤック村にあるメドック格付け5級のシャトー。シャトー・ローザン・ガシーなどを所有しているキエ家がオーナーです。カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ20%、カベルネ・フラン5%。3週間発酵させた後、12~18ヶ月熟成されています。新樽20%。深みのある紫色に熟したフルーツ、チェリー、プルーン、ラズベリーなど繊細でフルーティな香りが感じられ、みずみずしい余韻が口のなかでしなやかに溶け込みます。
2018
CHATEAU SEUIL MAZEYRES(シャトー・スイユ・マゼイル)
POMEROL(ポムロール)
14,000円 (税別)
ボルドー右岸の巨人、超希少シンデレラワイン『ペトリュス』のオーナー一族ムエックス家が作るワインです。フランスのワイン評価誌『ギ・ド・アシェット』で最高評価クー・ド・クール(心に残る衝撃的なワイン)を受賞したワインです。ブドウは必要最低限に抑えた減農薬を行い、手間暇かけて造られます。また、最大限のフィネスをワインに与えるため、不必要な手をワインに加えず、タンクから樽へ移し替える際は重力だけを利用しポンプは使わず、ノン・フィルターで移されます。バランスがとれ魅力的なメルロ種の多様性のおかげで、若いうちから楽しめるすばらしいポムロールワインで、ポムロールの土壌に適したカベルネ・フラン種のブドウは、長さと複雑さを加えます。
2012
Chateau Le Prieure(シャトー・ル・プリューレ)
Saint-Emilion Grands Cru(サンテミリオン・グラン・クリュ)
14,000円 (税別)
シャトー・ル・プリューレはもともと1897年からギシャール家が所有していた3つのシャトーの1つですが、2020年にカロン・セギュールのオーナーであるスラヴニールが取得しました。 畑はパヴィ・マカンやトロロン・モンドなど地域を代表するシャトーに囲まれた好立地で、ビオロジック、ビオディナミの農法も取り入れてブドウを栽培。過度な抽出を行わずに丁寧な醸造を行なっています。 濃い色調で、ブラックベリーやカシスなどの凝縮した果実味に溢れながら、しっかりとしたタンニンやスパイシーなニュアンスもそなえます。
2016
Chateau Grange Neuve (シャトー・グランジュ・ヌーヴ)
Pomerol (ポムロール)
12,000円 (税別)
キラ星のごとくスターワインが並ぶポムロール地区のワインです。ペトリュス、ルパン、トロタノワ等、価格も特別級のこれらのシャトーと全く同じ土壌を誇る潜在力超級シャトー。世界最高のメルロを生み出すこの地で、メルロー100%ワインとなります。ノンフィルターの影響からか重厚な色合いで、香りはブラックベリー、樽香、ナッツ、そしてナツメグ、カルダモン、ターメリックなど多重的なスパイスのニュアンスを感じます。濃縮感があり、ぽってりとした厚みを感じますが、アフターには硬質な、しっかりとしたミネラルを残します。
2017
CH. CANTEMERLE(シャトー・カントメルル)
Haut-Médoc(オー メドック )
12、000円 (税別)
1855年メドック5級に格付けされたシャトーです。比較的早くから飲めるワインとして人気です。カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロー40%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%のフルボディのワインです。 深い色合い、控えめで持続性のあるアロマを持ち、長期熟成の高いポテンシャルを持つワインですが、若いワインを好む人にとってはすぐにでも楽しめる赤ワイン。注意深くデキャンタージュすると、心地よいブラックベリーのアロマが現れ、長い後味はリッチで程よく凝縮し、若々しさと新鮮味を現します。
2008
Chateau Lagrange(シャトー・ラグランジュ)
Saint Julien(サンジュリアン)
11、000円 (税別)
シャトー・ラグランジュは、サン・ジュリアン村にあるメドック格付け3級のシャトーです。1983年に「サントリー」が経営権を取得したことでも、その名が知られています。ブドウ(平均樹齢40年)を手摘みで収穫、ステンレスタンクで発酵、新樽60%で18~21か月熟成しています。瓶詰め前にフレンドしています。ピュアなアロマが感じられ、ヨードとスミレのノートが時間とともに現れます。味わいは、ミディアム・ボディで、しっかりとした肉付きの熟したタンニンがあり、バランスが取れています。
2014
Chateau Lilian(シャトー・リリアン)
Ladouys St Estephe (ラドゥイ・サン・テステフ)
10、000円 (税別)
シャトー・リリアン・ラドゥイは、サン・テステフのブルジョワ級シャトーで、2003年、晴れて「ブルジョワ・シュペリュール」に昇格し注目を集めています。パーカーポイント90点獲得。発酵とマセラシオンは土着の酵母で行い、ステンレスタンクで35日間寝かせます。その後は新樽比率30%?50%のオーク樽でマロラクティック発酵され、3ヶ月ごとに澱引き、18?20ヶ月熟成。そうやって丁寧に造り上げられたワインは、チェリーやブラックカラントのアロマが広がり、タバコやスパイスのニュアンスも感じることが出来ます。 心地良いテクスチュアと、豊かでベルベットのようなタンニンに、程よく樽香が効いた、バランスの整った味わいです。 外観は深みあるルビー色で、香りからはブラックチェリーや黒スグリの芳醇なアロマ。 口に含むと、凝縮された果実の味わいに石灰や木炭などの複雑なニュアンスが重なり、ローストしたハーブや甘草を思わす風味を感じます。 余韻ではシルキーなタンニンがワインに深みを演出しており、とてもエレガントな赤ワインです。
2018
生産者非公開
LA CROIX DES AUBRAIS(ラ・クロワ・デ・ゾブレ)
10、000円 (税別)
ボルドーの格付けシャトーの中で、ファーストラベルに選ばれるのはほんの一部で、ファーストラベルにも、セカンドラベルにもならないワインがあります。それらはアッサンブラージュの過程で選ばれなかった樽のものだったり、樹齢が基準に満たない区画のものだったりと理由は様々です。そのようなワインをヴァン・デクラッセ、つまり、敢えて格下げしたワインとして、樽ごと馴染みのネゴシアンだけにこっそり販売することがあります。それは、シャトーとの取り決めにより、製造元の公表ができない秘密のワインとして、限られた顧客だけに販売されることになります。 このワインは、まさしくこの掘り出しもののヴァン・デクラッセで、どこのシャトーであるかは明かされませんが、ポイヤックの2級格付けシャトーであることだけは公表しても差し支えないとの事。 ポイヤックの2級と言えば、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドかシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンしかありませんので、どちらにしても期待せずにはいられない、掘り出し物のポイヤックです。
2019
Blason d’Issan(ブラゾン ディッサン )
Margaux (マルゴー)
10、000円 (税別)
セカンドワインであるブラソンディッサンは、マルゴーのアペラシオン地域で育つ若いブドウの中から選択できるようにするために、1995年に生産されました。 若樹から収穫される葡萄は、テロワールの特徴を持ちつつもグランヴァンとは違い、より早く楽しむことができ、ワインに丸いフルーティーさと美味しさを与えます。14~16か月間樽で熟成されます。コクのあるしっかりした果実とタンニンの味わいがバランス良くまとまったワインで、現地でも人気を高めています。
2014
CH.MONT PERAT(シャトー・モン・ペラ)
Bordeaux(ボルドー)
10,000円 (税別)
シャトー・モン・ペラは、フランス・ボルドー、ガロンヌ川の東側カディヤック・コート・ド・ボルドーのエリアに位置し、1864年のガイドブックにも記載されているほど古い歴史のあるシャトーです。1998年からミッシェル・ロラン氏の指導の下、優れたワインを造るため、ブドウ栽培の改善や醸造設備の整備など数々の革新を実施し、その努力が実りドイツのワイン専門誌「ヴァインレーゼ」においてメドック格付け第一級シャトー・ラフィット、シャトー・マルゴーの92点という評価を上回り94+点という非常に高い評価を受けるなど、各ワイン専門誌で高い評価を得る現在の水準にまで到達しました。グラスに注ぐと、スミレやゼラニウムなど花の香りとブラックチェリーやカシスなど黒系果実の深みのあるアロマが漂い、時間の経過と共にアニスやクローヴのニュアンスが現れ、少し複雑な印象に変化します。口に含むと滑らかな口当たりと共に、旨みを含んだ豊満な果実味が勢いよく広がります。ビーフシチューやうなぎのかば焼きなどと好相性ですが、あまり食事を選ばないフードフレンドリーな1本です。メルロー 85%、カベルネ・フラン 15%です。
2015
CHATEAU FLEUR BADON(シャトー・フルール・バドン)
Bordeaux(ボルドー)
7,000円 (税別)
最近グラン・クリュに昇格した、今まさにのぼり調子の注目シャトーです。このシャトーの粘土質の畑は、下層に酸化鉄のある重粘土土壌、ポムロールに通じる条件を持っており、メルロ栽培に最適の、選ばれたテロワールといえます。 完熟プラムや、ブラックベリーを思わせる黒い果実の香りに、カルダモンやクローブを思わせるエキゾチックな香りを持ち、口当たりはスムースでクリーミーな質感を感じますが、徐々に渋みのあるがっしりとした構成を感じられます。肉料理全般によく合いますが、香りの強いスパイスやハーブを使った肉料理がお勧めです。フルボディ。
2016 Ch.de Seguin(シャトー ド スガン)
Bordeaux. Superreur (ボルドー シュペリール)
5,000円 (税別)
1996年から毎年のように国際的なコンクールで入賞しているワインです。グラスに口を付けた瞬間から、濃密カシスやチョコレートなど甘い果実香が鼻に抜けて行き、口に含むと肉厚で柔らかなタンニンが舌全体をネットリと覆います。さらに深煎りコーヒーや焼き立てバゲットのように上品な樽香が喉の奥からフワッと舞い戻ってくるバランスのよいミディアムボディのワインです。
Bourgogne〜ブルゴーニュ 〜
2020
Didier Amiot(ディディエ アミオ )
Morey Saint Denis 1er Aux Charmes (モレ サン ドニ プルミエ クリュ オー シャルム)
32,000円 (税別)
モレ・サン・ドニの名門アミオ家。ピエール・アミオから独立し、この2020年は初めてのリリースとなる新進気鋭のドメーヌです。 その新鋭ドメーヌが誇る、本拠地モレ・サン・ドニのチャーミングな果実味が特徴の1本です。ラズベリーや熟したダークチェリーなどの果実のアロマに、スミレやグローブのニュアンスが立ち上り、凝縮感のある果実味と繊細なタンニンがエレガントさを醸します。綺麗な酸が全体を引き締め、フィニッシュには、白コショウや生姜などのスパイスのニュアンスが残ります。
2020
HENRI GOUGES (アンリ グージュ)
NUITS-SAINT-GEORGES(ニュイ サン ジョルジユ)
30,000円 (税別)
ピノ ノワール100%。所有畑の南側の1級に隣接する数区画の葡萄を最初からアサンブラージュして造られます。1級には及ばないものの、果実味と酸味が豊かでタンニンもしっかりしており、余韻と味わいの強さがある典型的なニュイ サン ジョルジュのワインです。スパイシーでしっかりしたタンニンがありますが、ブラックチェリーや黒スグリを思わせる果実味が柔らかに包み込みます。
2017
DOMAINE MANUEL OLIVIER(ドメーヌ・マニュエル・オリヴィエ)
VOSNE ROMANEE(ヴォーヌ・ロマネ)
28,000円 (税別)
ニュイ・サン・ジョルジュからオート・コート・ド・ニュイ方面に上って行ったコンクール・エ・コルボンにあるドメーヌです。当主マニュエル・オリヴィエの実家はカシスなどを造っている農家でしたが、 1990年に一念発起しドメーヌを開業しました。 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティで熟成コンサルタントとして働いた経験を持ち、ブルゴーニュの権威ある賞を次々と獲得する程の実力の持ち主です。濃密な果実の香りとブーケやベリー類の華やかなアロマがある、ブルゴーニュ地方で最も有名な村のワインです。滑らかでエレガントな質感があります。酸味と旨みのバランスが優れているので、野菜や肉料理全般と相性が良いミディアムボディのワインです。
201
DOMAINE MANUEL OLIVIER (ドメーヌ・マニュエル・オリヴィエ)
GEVREY CHAMBERTIN(ジュヴレ・シャンベルタン)
25,000円 (税別)
マニュエル・オリヴィエのジュヴレ・シャンベルタンは、樹齢30年以上の樹から採れる果実のみを使用します。力強い味わいを表現するため仕込む際は徐梗せずに全房発酵を行います。果実も房もフレンチオーク樽で長い醸しをかけた後、そのままアルコール発酵させますが、その期間は実に18か月に及びます。この過程でワインのタンニンが安定するため、仕上がったワインは力強く、15年以上熟成するポテンシャルを持ちます。カシスのようなベリーの香りを感じ、寝かせるとニカワや獣のような熟成香も上がります。力強い味わいが高評価でブルゴーニュでもファンが多いワインです。
2019
Domaine Jackson(ドメーヌ ジャクソン)
Rully Premier Cru Rouge Clos de la Renarde (リュリー プルミエクリュ ルージュ クロ ド ラ ルナルド )
24,000円 (税別)
リュリーに拠点を置くドメーヌ ジャクソンは、コート シャロネーズで最も優れたドメーヌの1つとして知られています。ドメーヌのすぐそばにある0.32haほどの小さなモノポール畑のブドウを30%全房使用し、木桶で低温マセレーション後発酵させ、樽にて18ヶ月熟成させます。香りは良く熟したブラックチェリーやブラックベリーの他に、スパイスのニュアンスを持ち、ボディは凝縮した果実味と適度な酸のバランスが良く、シルキーで溶け込んだタンニンを感じるパワフルで端正なミディアムボディのワインです。
2019
Pierre Labet(ピエール・ラベ)
Gevrey Chambertin Vieilles Vignes(ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ )
23,000円 (税別)
「ジュスティス」、「クレ」、「ジュイーズ」の3つの区画の平均樹齢60年以上のブドウを使用し、野生酵母のみでコンクリートタンクで全房発酵させ、20ヶ月熟成させます。また、清澄もフィルターもかけずに瓶詰めします。 ラズベリーやチェリーにプラムやカシスの赤黒系果実の凝縮した香り。エレガントな酸と細かいタンニンがしなやかな骨格をなす魅力的なワインです。
2019
Delas(デュラス)
Hermitage Rouge Domaine des Tourettes (エルミタージュ・ルージュ ドメーヌ・デ・トゥーレット)
23,000円 (税別)
1835年に設立されたローヌの老舗ワイナリー「デュラス」。 1993年よりシャンパーニュの「ルイ・ロデレール」グループが所有しています。 北部ローヌを本拠地として180年以上培った経験を活かしながら、「ルイ・ロデレール」が誇る卓越した技術を融合し、これまでにない新たなローヌワインのスタイルを確立させ、 現在では世界中が注目するワイナリーへと進化を遂げています。「エルミタージュ」の最良区画を自社所有。ローヌ川を臨む小さな丘に僅か136haのみ存在する大変希少な畑です。全てのボトルとコルクに刻印されている「デュラス」の紋章は、彼らの造るワインが最高品質であることを意味します。複雑で凝縮したアロマが力強く溢れ出し、口当たりは滑らかで、後から濃厚なタンニンが現れ徐々に引き立ってきます。長期熟成を経て偉大なワインになる可能性を大いに秘めたワインです。
2017
MARCHAND TAWSE (マルシャン・トーズ)
GEVREY=CHAMBERTIN (ジュヴレ・シャンベルタン)
23,000円 (税別)
パスカル・マルシャンは国をまたいで活躍するワインメーカーで、今やブルゴーニュをはじめ、その活躍の舞台はオーストラリア、チリなど南半球まで及んでいます。ネゴシアンといえど手の込んだつくりから評価は高く、『ブルグハウンド』などで高得点を得ており、パーカー・ポイントも高得点を得ています。穏やかで落ち着いた果実味で、酸は低くないのですが程よく感じられ、タンニンの質が極めてよく、樽香がとても控えめな余韻が残ります。まさしく繊細で上質な肉などと相性の良いミディアムボディのワインです。
2017
ANNE ET SABASTIEN BIDAULT (アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー)
ALOXE CORTON LES CITERNES (アロース・コルトン・レ・シテルヌ)
22,000円 (税別)
ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーは、モレ・サン・ドニに本拠を置く、極小規模のドメーヌです。海外のワイン愛好家の評判からじわりと人気を集め、今やブルゴーニュで外さないワインとして、徐々に名が知られてきている注目ドメーヌです。赤い果実を想わせるエレガントな香りで、フレッシュでしっかりした果実味の充実感と、適度な酸と厚みが感じられます。熟成するとリッチさと凝縮感が丸みを帯び、より柔らかな口当たりへと変化します。フルボディとミディアムボディの丁度中間のようなワインです。
2016
Christophe Bryczek(クリストフ ブリチェック)
Morey Saint Denis 1er Cru “Cuvee du Pape Jean Paul 2”(モレサンドニ プルミエクリュ キュヴェ ジャン ポール 2世 )
19,000円 (税別)
1級畑 Les Cheneveryの0.6haで造樹齢約90年の畑で造られます。前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の生まれ年の1920年に植樹され、そのワインを献上したことからこの名を冠する許可を頂いた、ドメーヌを代表するキュヴェ。100%新樽。シダーやブラックチェリー、スパイス、ヴァニラ、ショコラ、タバコ、牡丹、ローストコーヒーなどの複雑な芳香を持ち、樽の要素も感じられるが果実の力強さが印象的なワインです。樽だけが前面に出過ぎず、果実味とうまく溶け合って、若いうちからエレガントで滑らかな味わいが楽しめるワインで、モレ・サン・ドニの専門家だと自らを評すクリストフ氏、渾身の一本になっています。
2016
ANNE ET SABASTIEN BIDAULT(アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー)
GEVREY CHAMBERTIN VIEILLES VIGNES(ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ)
20,000円 (税別)
ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーは、モレ・サン・ドニに本拠を置く、極小規模のドメーヌです。畑は現在約1.30ha、海外のワイン愛好家の評判からじわりと人気を集め、今やブルゴーニュで外さないワインとして徐々に名が知られてきている注目ドメーヌです。ブルゴーニュ委員会の解説では「力強く、リッチ、コクがあり、ボディとエスプリを感じる。ストラクチャーが堅固で、タンニンはビロードのようであり、テクスチャーは非常になめらかで硬さはない。若いうちはフルーティを楽しめ、心地よいが、このワインはなんといっても熟成向きである。それも長く熟成させるのがよい。ヴィンテージを学ぶにはすばらしいワインである。」と説明されています。
2010
Domaine Tortochot (ドメーヌ トルトショ)
Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes(ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュ )
14,000円 (税別)
人気ドメーヌのトルトショが造るジュヴレ・シャンベルタンです。樹齢40年以上の古木、ヴィエイユ・ヴィーニュのピノ・ノワール100%を15ヶ月~18ヶ月オーク樽熟成。しかも有機農法でノンフィルターで造られています。凝縮された果実味と力強いコクにバランスの良いきれいな酸があります。グレートヴィンテージ2010年のフルボディです。
2021 Louis Jadot(ルイ ジャド)
Bourgogne Pinot Noir (ブルゴーニュ ピノノアール)
8,000円 (税別)
若いときには赤い果実のフルーティさを発揮し、時間と共に、森の枯葉の香りや、スパイシーな熟成した香りで楽しませてくれるワインです。ブレンドにもちいられるコート・ド・ニュイのワインは深みのあるタンニンをもたらし、コート・ド・ボーヌのワインは果実味を与えます。ピノ・ノワール品種個性を非常に良く表したミディアムボディのワインです。
Italy〜イタリア 〜
2017
TENUTA DELL’ORNELLAIA(テヌータ・デル・オルネライア)
ORNELLAIA(オルネライア)
54,000円 (税別)
イタリア、トスカーナ州ボルゲリに位置するオルネライア。2001年にはワイン・スペクテーター誌のTHE TOP 100 WINESにて第1位を獲得するなど、世界有数ワインメーカーとしての地位を不動のものにしています。ブドウの新鮮さと輝き、香りが最大限に引き出された官能的で優美なスタイルのワイン生み出す、スーパータスカン屈指の生産者です。深い紫色で、黒いベリー系の果実と甘草の芳醇で華麗なアロマは温暖なヴィンテージの特徴ですが、口にふくんだ際のバランス感が際立っています。リッチで、ベルベットのように口の中を覆い、優れた硬さも持ち合わせ、しっかりとした切れ味を生む驚くほど鮮やかな酸が感じられます。地中海の絢爛さを伴った繊細な活力と、寛大さ、友好的さが一体となった光輝くようなワインです。
2018
Ceretto(チェレット)
Barbaresco Gallina(バルバレスコ ガッリーナ)
28,000円 (税別)
チェレットは、バローロ、バルバレスコ地区に多くの畑を所有しており現在は3世代目。ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。ネイヴェ村の泥岩石灰質で明るい色の砂質が混ざる土壌でビオディナミでブドウを栽培し、野生酵母で発酵、300Lのフレンチオーク中樽で最低24ヵ月間熟成されます。(一部は新樽、他は2年使用樽を使用) 花と果実のノートが交互に現れ、下草の香りがアロマを完成させています。口に含むと、魅力的で満足感がありながら、引き締まって緻密な構成が感じられます。非常に洗練された味わいのバルバレスコです。
2013
Donatella Cinelli Colombini (ドナテッラ ・チネッリ・コロンビーニ)
Brunello di Montalcino RISERVA (ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルバ )
32,000円 (税別)
サンジョヴェーゼ100%のフルボディのワインです。ブドウは”アルディータ “と呼ばれる約2ヘクタールの小さな畑から来ており「カサト・プライム・ドンネ」を見下ろす丘の上に位置しています。近年の気候変動によりこのアルディータの土壌はモンタルチーノの最高の畑の1つとも専門家から考えられています。鮮やかなルビーレッドカラーで、繊細で赤い果実感があり、コーヒーやチョコレート、たばこのようなスパイシーな豊かな香りです。全体に調和がとれており、ビロードのようなタンニンとコクによって味わいの幅が広がります。奥行きがあり余韻も心地よく続きます。30年以上熟成可能なワインで、このビンテージはワインアドヴォケイト 94点、ワインエンスージアスト 95点、ジェームズ・サックリン 93点を獲得しています。
2017
CERETTO(チェレット)
BAROLO BUSSIA (バローロ ブッシア)
32,000円 (税別)
チェレットは、バローロ、バルバレスコ地区に多くの畑を所有していて、ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。ソプラナにある南向きの畑でビオディナミを実践。平均樹齢約25年のブドウを使い、ステンレスタンクで発酵の後、300Lのフレンチオーク樽で9ヶ月、オーストリア製の大樽で18ヶ月熟成。その後、12ヶ月瓶熟されます。土っぽい森の下草やビターオレンジ、スミレなどの青い花のアロマがあり、壮大で、深みのある味わいが特徴です。アロマ豊かで若いうちはチャーミングな魅力もありますが、洗練されたタンニンによる長い熟成も期待できます。
2016
Gianni Gagliardo (ジャンニ・ガリアード)
Barolo (バローロ)
18,000円 (税別)
このバローロはフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ会長が大ファンだというバローロです。「フェラーリ・カリフォルニア」お披露目のフェラーリのワールド・プレミアでも供されたワインです。10月に異なる区画のブドウを収穫し、破砕と醸造をそれぞれ行ない、出来立てのワインは春まで古い小さな樽で6か月間熟成されます。その後大きな35hLの樽で33か月熟成されます。可憐なスミレの香りに続いて、チョコレートやカシス、葉巻、スパイス、マッシュルームなどの深くて複雑な香りが漂い、口に含むと上品な酸ときめ細かいタンニン、果実味がひとつにまとまります。とてもバランスがよくエレガントなワインです。
2012
VITE COLTE(ヴィーテ・コルテ)
BARBARESCO RISERVA SPEZI(バルバレスコ・リゼルヴァ・スペツィエ)
15、000円 (税別)
このワインはテッレ・ダ・ヴィーノという1980年に設立された巨大な協同組合で造られています。ヨーロッパの協同組合はレベルが高いことで知られています。その為か、市場では特に低価格ワインのコストパフォーマンスが注目を集めるケースが多く見られますが、テッレ・ダ・ヴィーノは、早い段階からDOCとDOCGのワインだけを製造しており、上級レンジに特化していた点が他と異なります。品質を高めていく過程で、もう一段上のレベルのワインを造るプロジェクトがVite Colte(ヴィーテ・コルテ)です。28~30℃で約20日間アルコール発酵を行い、その後オーク樽へワインを移した後、マロラクティック発酵を行います。そのまま最低でも2年間、樽の中で熟成させます。 瓶詰後、最低でも12カ月間はセラーで保管し、ワインを落ち着かせてから出荷されます。チェリーやトリュフの香りを含み、しっかりとしたタンニンを味わえるやや軽めのフルボディの赤ワインです。
2019
Fontanafredda(フォンタナフレッダ)
Barolo(バローロ)
13、000円 (税別)
バローロ地域には800もの生産者があり、しかも全てがネッビオーロ種のみで醸されるので、個々の性格を持ったバローロを探すのは難しいのですが、このバローロは大樽(1万リットル級)を使った“伝統的製法”のバローロなのでしっかりと個性をお楽しみいただけます。小樽(バリック)を使うバローロと違って、過激なオーク樽の香りや濃い味わいは影をひそめますが、替わりに完熟したプラムやシナモン、スミレといったネッビオーロ種らしい香りが際立ちます。口に含んでもそれらの風味は続き、フルボディな中にも柔らかさとマイルドなタンニンが広がります。
Bosio(ボジオ)
Belcolle Barolo (ベルコッレ バローロ)
10、000円 (税別)
若き当主、ルカ・ボジオによってピエモンテに設立されたボジオ・ファミリーエステート。伝統を守りつつ、最新の設備を導入するなど、常に新しい挑戦に邁進。評論家が海外から訪れるなど、そのクオリティーの高さが伺える注目のワイナリーです。色は美しく輝くガーネット色。チェリー等の黒系果実とすみれ、なめし皮、コーヒー、白コショウ等を伴う複雑な香りを持つ上に、しっかりとしたオーク樽の華やかなアロマを持ちます。赤系果実とミネラルやスパイスのニュアンスでバランスが良く、上品なタンニンと豊かな果実味が感じ取れる上品な余韻が長く続く味わいのバローロです。
España〜スペイン 〜
2009
Benjamín Romeo(ベンハミン・ロメオ)
CONTADOR (コンタドール)
59,000円 (税別)
スペインワイン界のトップキュベで「最高の芸術品」といえる赤ワインです。CONTADORはブドウの出来の良い年にしか醸造されません。スペインのブドウの当たり年に造った2004年と2005年はパーカーポイント100点を獲得し、翌年のブドウの出来の悪い2006年には造りませんでした。この2009年も98点をとっています。果実味が華やかでブラックチェリーやブラックベリーのコンポート、すみれの花に、バニラやロースト香が調和し、 加えて甘苦系スパイスほのかなビターチョコ、ナツメグ、などの香りが広がります。しっかりとしたタンニンとのバランスがよく、なめらかさも含み、余韻までその印象が持続する素晴らしいフルボディのワインです。
2011
Benjamin Romeo(ベンハミン・ロメオ)
La cueva del contador(ラ・クエバ・デル・コンタドール)
22,000円 (税別)
力強さの中に繊細なエレガントさを感じるコンタドールのセカンドプレミアムワインです。甘み、酸味、タンニンのバランスがよく、コンタドールよりカジュアルでボディもしっかりしています。香りは特にスパイス、ミネラル、バルサムのタッチを伴った、赤と黒の果実のアロマが際立っています。オークの香りもきれいに溶け込んでいます。味はエレガントで繊細、熟成味と新鮮味のバランスが素晴らしく、フィニッシュは非常に高いポテンシャルを感じます。時間をかけながら変化を楽しめるテンプラニージョ100%ならではの赤ワインです。
2016
Benjamin Romeo(ベンハミン・ロメオ)
Predicador Tinto(プレディカドール・ティント)
10、000円 (税別)
プレディカドール・ティントはベンハミンが「最も力を入れているワイン」と言っても過言ではありません。ベンハミンのボデガ・コンタドールで最も生産量の多いワインです。そして、スペインの星付きレストランの全てにオンリストされているワインでもあり、全世界に沢山のファンがいるワインでもあります。色調は紫を残した濃いガーネットで、香りは凝縮感を含み、ブラックチェリーやブラックベリーのコンポートやロースト香、ヴァニラを含む甘苦系スパイスや土、ほのかな樹脂などの香りが調和しており、まろやかで膨らみのある果実味が広がります。フルボディ。
California〜カリフォルニア 〜
2019
Faust (ファウスト)
The Pact(ザ・パクト )
43,000円 (税別)
1998年に植樹したクームズヴィルの自社畑のカベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用して造られるワインです。所有しているナパ・ヴァレー ラザフォードにある約69haのブドウ畑は、ミクロクリマや土壌の異なる26の区画に分かれており、区画ごとの丁寧できめ細かい栽培と醸造を行っています。2007年にはオーパス・ワンの醸造を任されていたチャールズ・トーマスをワインメーカーに迎え、長年の経験に基づく技術を遺憾なく発揮し続けています。ブラックチェリー、黒スグリなどのフレッシュなアロマ、黒鉛、タバコ、八角、ココアの香りがあり、ミネラルを思わせる味わいと非常になめらかなタンニン、そして自然な酸を感じます。
2021
SCHRADER CELLARS(シュレーダー・セラーズ)
TDOUBLE DIAMOND CABERNET SAUVIGNON OAKVILLE (ダブル・ダイヤモンド カベルネ・ソーヴィニヨン オークヴィル )
32,000円 (税別)
2大評価誌にて100点を獲得し、ダブルパーフェクト戴冠という偉業を達成したシュレーダー・セラーズ。こちらのダブル・ダイヤモンドは「オークヴィルの畑限定の最高のカベルネ・ソーヴィニヨンを可能な限り手の届く価格で」をコンセプトに掲げ、自社畑やモンダヴィの畑で育つブドウを巧みにブレンドして造られた1本です。深い赤紫の色調で、フランボワーズやプラム、カシス、ミントやラベンダー、ナツメグ、火打石などの香りを持ち、シルキーで滑らかな心地良い酸と繊細なタンニンを感じます。余韻ではブラックベリーのコンポートやダークチョコレートの風味が感じられ、若い内から存分に愉しめる仕上がりとなっています。数年間熟成させることで、更に深みを増すポテンシャルも備えています。
2018
Palmaz Vineyard (パルマッツ・ヴィンヤード)
Cedar Knoll Vineyard Cabernet Sauvignon (セダル・クノール・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン )
32,000円 (税別)
1868年にこの地にブドウを植え、現在のワイナリーの礎を造ったセダル・クノール・ヴィンヤードの創始者に敬意を表したキュヴェ。パルマッツのセカンドになります。熟したブラックベリー、ダークチョコレート、クローブなどの魅惑的なアロマにブルーベリースコーンをかじったような芳ばしい甘さがふわりと香ります。ビロードのようなタンニンが広がりよりしなやかなストラクチャーを感じられます。
2018
Hirsch Vineyards(ハーシュ・ヴィンヤーズ)
San Andreas Fault Pinot Noir(サン・アンドレアス・フォルト ピノ ノワール)
23,000円 (税別)
ぶどう供給元の大地主だったハーシュ・ヴィンヤーズは2002年に自社ワインのファーストヴィンテージをリリースしました。このヴィンテージでワインエンスージアスト誌93点、ワインアドヴォケイト誌92点、ジェームス・サックリング94点、ワインスペクテーター誌94点を獲得。ワインのスタイルは果実味が凝縮したミネラル感と酸とタンニンと果実味の見事なバランスがあり、すぐ飲んでも、熟成させてもおいしいワインです。しっかりとした酸味、みずみずしい複雑なアロマはもちろんのこと、最も重要な要素である「バランス」が素晴らしく、また土地の特徴をはっきりと表現したワインに仕上がっています。
Japan〜日本 〜
2021
Funky Chateau (ファンキーシャトー)
Sangiovese (サンジョヴェーゼ)
10,000円 (税別)
ワイン好きのご夫婦が立ち上げた長野県のワイナリー。自然発酵、無濾過、無清澄を基本にした丁寧なワイン造りをしています。コンクールの出品はしていませんが、品質は専門家の間でも評価が高いワインです。2021年は秋空の好天が続くなか10月3日早朝に収穫。約3週間の自然発酵後、樽に移し13ヵ月間熟成。コルクテイントのリスクを最小限にしたい思いから Diam コルク (10年保証)を使用して瓶詰め後更に約9ヵ月間のビン熟成を行ないました。抜栓直後の渇いたミネラルのアタック、まだまだ若さを感じる東山畑Sangiovese grossoですが華やかな香りをしなやかなタンニンが裏支えする、気負わずに若いうちから楽しめるチャーミングなワインに仕上がっています。
2022
Obuse winery(小布施ワイナリー)
Sogga Père et Fils Ordinaire Merlot(ソガ ペール エ フィス ちゃぶ台ワイン メルロ)
7、000円 (税別)
メルロ樽熟成で2022年だけの限定生産、本来オーディネール・メルロになる予定だったワインです。10ケ月以上樽熟成(一部新樽)。メルロの色づきが淡く利益無視して「各下げ」され販売になりました。
New World〜ニューワールド〜
2017
Kleinood (クレイノード)
SER Tamboerskloof Syrah Stellenbosch (テンボルスクレフ ジョン スパイサー シラー ステレンボッシュ )
40、000円 (税別)
1688年に南アフリカに渡ったフランス人により設立されたブティックワイナリーで、天才醸造家アルベルト・アントニーニ氏がコンサルを務めていたことでも有名です。香りはブルーベリー、野生のブランブル、カシスが支配的で、スミレやフィンボスのチャーミングな花の香り。フィニッシュはスパイス、ブラックペッパー、セージで締めくくられます。フレッシュな酸に満ち、若々しく、驚くほどボリューム感のある味わい。レザーとタバコのノートを伴いオーク由来の樽香が素晴らしく溶け込んでいます。パワフルなフィニッシュで、エレガントな余韻へと誘われます。 300Lのフレンチオーク樽で18ヶ月熟成。15%新樽、35%2年目、50%3年目の樽を使用。4年間瓶内熟成した後出荷。
2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER CABERNET SAUVIGNON(セール カベルネ・ソーヴィニョン)
16、000円 (税別)
このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの畑の中でも、最も素晴らしいテロワールを持つ、アルト・マイポのDOピルケにあるクロ・デ・ファから生まれます。生産されるワインは3種類でカベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラーになります。それぞれがヴィニャ・マーティのアイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る要素となります。つまり、このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの枠を超えて、チリで生産される単一品種ワインの最高峰となります。色調は紫を含んだ非常に濃いガーネットで、香りは凝縮感があり複雑で、ブラックベリーのコンフィやオリエンタルスパイス、ユーカリに腐葉土、ロースト香、ビターチョコなどの香りが調和しています。味わいは豊かな印象のアタックから、広がりにはしっかりとした酸味を感じ、タンニンは成熟度が高く、複雑みを持ち、スパイシーさが長く持続するフルボディのワインに仕上がっています。
2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER MERLOT(セール メルロ)
16、000円 (税別)
ムートン、オーパス・ワン、そしてアルマヴィーヴァを造ってきた醸造家、パスカル・マーティ氏が立ち上げたワイナリー。ボルドーのSylbain社製のフレンチオーク樽で熟成され、さらにボトルで安定するまでセラーで熟成されます。マーティ氏第四のプレミアムワイン、クロ・デ・ファのセカンドワインです。色調は紫を残した濃いガーネットで、香りは凝縮感があり複雑性を感じ、ブラックベリーのコンフィや木樽からのロースト香やビターチョコ、加えて、腐葉土のような熟成香に、ユーカリなどの樹脂、鉄のようなミネラル香などが調和しています。味わいは豊かな印象のアタックから、しっかりとした酸味とタンニンが広がり、長期熟成タイプの味わいが感じられるワインです。フルボディ。
2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER Syrah (セール シラー)
16、000円 (税別)
DOピルケ内には砂利質と岩石(花崗岩や、大きめの石が転がる場所)があります。マーティ氏は当初はボルドー品種だけを植えようと考えていましたが、畑を覆う石を見て、とっさにローヌのイメージが頭に浮かんだそうです。かつて、ボルドーの著名シャトーは、その年の出来によっては品質を補うため、北部ローヌからシラーを取り寄せワイン造りに使っていた事もあります。そこで、マーティ氏は、フランスからシラーの苗木を取り寄せて植えました。それがこのシラーの誕生につながりました。色調は紫がかった非常に濃いガーネットで香りは凝縮しており、ブラックベリーのリキュールのような香りに、木樽からのロースト香やビターチョコの香りが調和していて、すみれの花や黒こしょうを含むスパイス、ほのかに土の香りなど持っています。味わいは豊かでふくよかな果実味から、広がりにはしっかりとしたタンニンを感じ、成熟度合いも高く、余韻にもバランスのよさが長く持続するフルボディのワインに仕上がっています。
2014
VINA MARTY(ヴィニャ・マーティ)
KALAK(カラク)
12,000円 (税別)
カラクは、ヴィニャ・マーティのプレミアムレンジの中では比較的新しいワインで、2012年がファーストヴィンテージです。アイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る際、マーティ氏は選別した原酒をアッサンブラージュしますが、その後数回テイスティングを行い、この過程で、惜しくもファーストワイン「クロ・デ・ファ」のレベルに達しないと判断された樽のものがカラクとして販売されます。ブドウの選別、ワイン造り、熟成と、同様の手間をかけていながら、価格はファーストラベルより数段安いワイン。 年間生産量はクロ・デ・ファよりもさらに少なくなるため、ヴィニャ・マーティの中では最も入手困難なワインかもしれません。力強いコクや渋みを感じる複雑味が魅力の重厚なワインです。